ジョンソン0封!婚約者来日で安定感?
「プロアマ交流戦、社会人オール広島5-5広島」(5日、マツダ)
広島のクリス・ジョンソン投手(30)が5日、社会人オール広島との交流戦(マツダ)に先発し、3回を無安打、1四球、3奪三振で無失点に抑えた。先発ローテ入り確実の左腕は、来日したばかりの婚約者の存在を追い風に安定感を増した。
アマ相手では格が違う。曲がり幅が大小2種類のカーブ、鋭いカットボール、得意のチェンジアップで相手打線を牛耳った。テンポよく33球で3回無失点に抑え「非常に内容はいい。予定通り仕上がっている」と胸を張った。
安定感を生むため、今キャンプで曲がりの小さいカーブ、カットボールを新たに習得。ともに大きな武器になっている。畝投手コーチは「いいところばっかり。外国人が日本で苦労するクイックも大丈夫」と目を細めた。
米国から来日した婚約者のカーリン・コマーさんと3日から同居を始めた。「彼女も僕も初めての日本。2人で新しい挑戦や発見ができている」と声を弾ませた。4日には本通りの焼き肉店で夕食。11月14日に挙式予定のコマーさんは、日本での生活をつづるブログを開始し、2人で日本を満喫しようと励んでいる。
「これからどんどん球数を増やしていきたい」とジョンソンはうなずいた。怖いくらいに不安要素がない。順調に開幕へ進んでいく。