黒田40スイング2安打「ゲームでは…」

 「広島春季キャンプ」(1日、沖縄)

 黒田博樹投手(40)が、復帰後初めてフリー打撃に臨み、打者としてもチームに貢献することを誓った。

 梵と天谷のバット3本をへし折った前日のシート打撃登板とは、雰囲気が真逆だった。ぎこちなく、そして頼りない。DeNAとの練習試合に帯同しない居残り組で、右打席から合計20分、40スイング。安打性の打球は2本ほどで「しびれましたね。右手に免疫がないので」と、苦笑いを浮かべた。

 ヤンキースに在籍した3年間は通算11打数無安打。DH制のア・リーグで、敵地での交流戦しか打席に立つ機会がなかった。それでも、打撃投手を務めた同級生の菊地原3軍投手コーチは「9番目の打者として、走者を次に進める打撃をしてほしい。昔の必死に食らいつくクロの姿勢は知っているので」と、シーズンでは心配無用だと太鼓判を押した。

 大リーグ入りしてから、右手親指部分に衝撃吸収リングを備えた特注打撃用グラブを使用する黒田。「ゲームでは食らいついていく」と、菊地原コーチと同じセリフで意気込みを示した。

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