衝撃!ドラ1野間レーザービーム3発

 「広島春季キャンプ」(8日、日南)

 広島のドラフト1位・野間峻祥外野手(22)=中部学院大=が8日、攻守に存在感を見せた。実戦を意識した守備練習では、緒方孝市監督(46)の密着指導を受けながら、右翼から三塁と本塁に矢のような送球を3つ披露した。初めて臨んだシート打撃でも6打席で3安打をマーク。期待のルーキーは日ごとに輝きを増している。

 球場がどよめいた。レーザービームが、ダイレクトで三塁手のグラブに収まった。今キャンプ初の実戦を意識した守備練習。1死一塁から右前への打球を処理した野間のストライク送球が、周囲に衝撃を与えた。

 1死二塁と1死一、二塁の場面では、本塁に強肩を発動した。それぞれノーバウンド、ワンバウンドでストライク返球。すべて走者に進塁をためらわせた。遠投110メートルの強肩は、正確性も兼ね備えていた。

 その背後に緒方監督の姿があった。大学時代に中堅を守っていた野間は、経験が少ない右翼守備を5年連続ゴールデングラブ賞の名手から密着指導された。「緊張しました。基本を教えてもらいました。カバリングは1つも力を抜かずにやります」と気を引き締めた。

 レーザービームについては「たまたまです」と謙遜した。ただ指揮官からは「いけるときは投げていい。(走者を)殺しにいけ」と声を掛けられた。確かな自信を得たに違いない。

 守備練習後に初めて臨んだシート打撃でも、猛アピールした。

 6打席で3安打1四球。佐藤に対しては変化球に体勢を崩しながら逆方向に左前打、さらに初球の直球をはじき返して左前打をマークした。飯田との新人対決では、フルカウントから変化球に体が泳ぎながら右前打した。

 ともに左腕。初の実戦形式の打席で、左を苦にしないことを証明した。会心の当たりは1つもないが「崩されるのは嫌ではない。崩されても合わす自信はあります」とキッパリ。高い対応力がある。

 緒方監督は「右翼守備はすぐに慣れそうだ。肩が強く、進塁を止めるチャージもできる」と合格点。打撃面でも「泳いでも反対方向に打つセンスを見せてくれた。慣れたらもっといいものを見せてくれるのでは」と、及第点を与えた。

 レーザービーム3発に3安打。「理想はきっちり捉える打撃。そこを目指したい」と慢心はない。中堅・丸、左翼・グスマンは確定的。右翼争いは厳しいが「1番・右翼」で実戦デビューする10日の紅白戦へ、期待感は高まるばかりだ。

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