大瀬良全開!新球スプリット手応え上々

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 広島・大瀬良大地投手(23)が、ブルペンで捕手を立たせて30球、座らせて85球を投げた。100球超えを果たし、変化球も全球種を披露。昨季新人王は、キャンプ初日から全開だった。

 乾いたミット音が響く。1球、1球確かめるように投げていた右腕が、捕手を座らせると一気にテンポアップした。当初は40球程度を予定していたが、「感覚が良かったので、状態がいいときは投げておこうと思った。いい形で入れた」と満足げにうなずいた。

 生命線の直球には「昨年より下半身を使って投げられていると思う。やってきていることを出せた」と手応え。昨秋から取り組む新球・スプリットにも「抜ける球が少なくて、最初にしては良かった」と納得の表情だった。

 さらなる飛躍を期す2年目が幕を開けた。「新しくスプリットを投げられるようにして、昨年までの球種をレベルアップしたい」と今キャンプのテーマを掲げる。まだまだ大瀬良は大きくなる。

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