ロサリオDH任せろ!2軍でアピール弾

 「ウエスタン、広島4-10ソフトバンク」(22日、由宇)

 広島のライネル・ロサリオ外野手(25)が22日、ウエスタン・ソフトバンク戦(由宇)で5号2ランを放った。交流戦では、今年からセ・リーグ本拠地の試合では指名打者制が採用されている。打力強化を交流戦のポイントの一つに挙げる野村謙二郎監督(47)へ向けての、アピール弾となった。

 0‐3の四回無死一塁。山田の直球を迷わず振り抜いた。白球はあっという間に右中間フェンスを越えた。「インパクトまでしっかりと球を見られた」。納得の一発だ。

 4月23日、負傷したキラに代わり1軍初昇格。キラの復帰で5月3日に出場選手登録を抹消されるまでの8試合で打率・333、2本塁打。高い打撃力を見せつけた。

 交流戦開幕前の19日、指揮官は「打線強化のためロサリオを呼ぶべきか、話は出ている」と言った。20、21日のソフトバンク戦(ヤフオク)は2試合でわずか4得点で、連敗を喫した。25日からは西武、ロッテと、指名打者制がある本拠地で戦う。「これで1軍の見方は(すぐ昇格する方向に)変わってくる」と内田2軍監督。再昇格に太鼓判を押した。

 野村政権初の交流戦勝ち越しを誓う今季。切り札として期待がかかるドミニカンは「準備はできている」と言い切った。

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