大瀬良開幕ローテ決定!4・2ツバメ戦

 広島のドラフト1位・大瀬良大地投手(22)=九州共立大=が開幕5戦目、4月2日のヤクルト戦(マツダスタジアム)に先発する予定であることが13日、分かった。この日までに開幕ローテーションの大枠が固まった。順調に首脳陣の信頼を勝ち取った黄金右腕は目標の新人王に向け、本拠地でのツバメ斬りで第一歩を踏み出す。

 大瀬良が本拠地で第一歩を踏み出す。山内投手コーチはマツダスタジアムで「5人までは固まった。6人で回す。今の順番を見れば分かるでしょう。予告先発なので隠すつもりはない」と言及。これまでの登板順から、黄金ルーキーは4月2日・ヤクルト戦でデビューすることが濃厚となった。

 大瀬良は休日のこの日、広島市内で茶道を学ぶ学生との文化交流会に参加した。先発して5回3失点だった12日・阪神戦(甲子園)から一夜明けて「思ったほど疲れていない。このままケガなくやれれば」と、表情を引き締めた。

 阪神戦では投球時に軸足に体重をかけるためゆっくりと左足を上げ、右足は添えるだけだったプレートに半分ほど乗せ反動を強くした。結果的に生命線である直球の威力が増し、「真っすぐでつまらせることができた」と手応えを得た。

 宮崎・日南での春季キャンプ中だった2月15日には、シート打撃初登板で丸、栗原ら主力8人を相手に安打性1、2奪三振と好投。19日には野村監督が「4人目までには入ってくる」と、開幕ローテ入りを認めていた。

 2月22日・阪神戦(コザしんきん)は2回1安打無失点も制球が乱れた。同28日・韓国KIA戦(コザしんきん)は3回4安打4失点と調子を落としていただけに、それ以来の登板となった12日の阪神戦での収穫は大きかった。

 同じルーキーのドラフト2位・九里(亜大)も、9日・ヤクルト戦で3回無失点だった好投が決め手となり、開幕ローテ入りを確実とした。大学時代からの親友と刺激し合って戦えるはずだ。

 学生とのお茶会では笑顔を見せリラックスムードだった大瀬良。次回登板は19日の西武戦(西武ドーム)の予定。「疲れていないと言えばウソになる。でもそんなことを言っている場合ではない」と、ただ前だけを向いている。

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