「原爆の日」に広島がサヨナラ勝ち

9回、サヨナラ打を放ちナインに祝福される広島・丸=マツダ(撮影・飯室逸平)
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 「広島1‐0阪神」(6日、マツダ)

 広島がサヨナラ勝ちした。

 0‐0の九回、先頭のルイスが遊撃への内野安打で出塁。敵失、犠打で1死三塁から、丸が中堅へフライを打ち上げ、ルイスがタッチアップからサヨナラのホームを踏んだ。

 サヨナラ犠飛を放った丸は「自分で決めてやると思っていました。ラッキーというか、際どいやり取りの中でああやって打てた」と振り返った。8月6日は広島原爆の日で、この試合でも平和を祈念するセレモニーが行われた。「みなさんの前で野球が思い切りできる幸せをかみしめながら、できたと思います」と話した。

 先発・前田健は4年連続の2桁10勝目はお預けとなったが、7回5安打無失点と好投。八回は横山、九回はミコライオ、永川勝が無失点で切り抜けた。永川勝が2勝目を挙げた。

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