丸、特大二塁打&激走生還!好守も

 「オールスター・第3戦、全パ3-1全セ」(22日、いわき)

 全セの広島・丸が「7番・左翼」で先発出場。特大二塁打に快足で先制ホームと、持ち味を発揮した。

 0‐0の五回先頭。相手は「球宴で一番対戦したい」と話していた岩崎。同郷千葉の同級生で千葉経大付の丸、成田・唐川、市立船橋の岩崎が注目され、甲子園切符は岩崎の手にもたらされていた。

 初球の146キロを「1、2、3」で振り抜くと打球は右中間へ伸びた。あと1メートル届かず、フェンス直撃の二塁打。打撃で魅せると、今度はリーグトップ25盗塁の快足を発揮。1死後、藤井彰の中飛で三塁へタッチアップを狙い、送球がそれる間にホームに滑り込んだ。

 「岩崎は楽しみにしていたけど、僕が一振りで打ってあっという間に終わった」と試合後は苦笑い。八回には右翼線への痛烈な飛球を、快足を飛ばして好捕。守備面でも存在感を見せた。

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