マエケン鬼門交流戦“快幕”で再浮上だ

 9年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」が14日、開幕する。広島の前田健太投手(25)は13日、交流戦をきっかけにチームを上位に浮上させることを誓った。先陣を切って、交流戦の開幕戦となる14日のソフトバンク戦(マツダ)に先発する右腕。チームにとって交流戦は“鬼門”だが、絶対的エースは過去を断ちきり、上位浮上へ弾みを付ける。

 広島にとっては“鬼門”の交流戦。8年で6度負け越しており、最後に勝ち越したのはブラウン監督時代の09年。野村鯉になってからは3年連続で負け越し中だ。

 前田健自身も「カープ自体は交流戦でいい戦いをできていないという印象しかない」と感じている。それだけに「いいスタートを切りたい」と言葉に力を込めた。

 チームの負のデータはまだ続く。チームはソフトバンクに10年6月4日(マツダ)から2分けを挟んで7連敗中だ。通算でも10勝23敗3分けと、相性は最悪だ。

 しかし前田健は違う。交流戦は通算23戦10勝4敗、防御率1・90と好成績。ソフトバンク戦も2試合に登板して1勝0敗と負けていない。

 その数字通り、交流戦に苦手意識は全くない。「個人的には悪いイメージはない。いいイメージが残っているし、苦手なイメージはないです」と、さらりと言ってのけた。

 ソフトバンク戦では相手打線を研究して対処するのではなく、自分の投球に徹する構えだ。「誰が調子がいいのかも分からないけど、足が速い人が多いと思うので、そこらへんをうまく抑えていきたい」。詳細な情報には興味はない様子で、「最初のころはパ・リーグにどういう打者がいるのか分からなかったけど、最近は特長が頭に入っているし、自分の投球をするだけでしょう」と強気な姿勢を見せた。

 この日はマツダスタジアムで軽めに調整した。前回7日のDeNA戦(マツダ)では味方守備に足を引っ張られ5回4失点で降板したが、防御率は驚異の0・51。14日のソフトバンク戦で3回以上投げれば規定投球回数に到達する。登板後にはいきなり防御率部門で1位に顔を出す可能性が高い。当然、気合が入る。

 昨年は10勝11敗3分けで交流戦を終えた。「交流戦でいい成績を残せば、順位は大きく動く。いつも借金で終わるので、何とか貯金したい」。4年ぶりの交流戦勝ち越しへ、開幕戦でチームにはずみを付ける。

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