永川勝フォーム全改造…ダメなら終わり

 広島・永川勝浩投手(32)が通算164セーブを挙げた投法を捨て、一からフォームを改造している。今季は初の1軍登板なし。背水の11年目へ、大変身する決心だ。

 永川と言えば、左足をアゴ付近まで高く上げ、体の反動で、150キロ超の剛球を投げ込むのがスタイル。入団1年目から不動の守護神として君臨した。だが10年に痛めた股関節の影響でここ3年間は不振。制球難に加え直球も伸びなくなった。

 後がない思いを胸に今オフは動作解析の専門家を訪れた。グラブの使い方、右足への体重の乗せ方など、過去を断ち、28日までに初めてすべてを見直した。

 追求するのは188センチ、97キロの立派な肉体を使い、「教科書に載っている」理想のフォームで投げること。「無駄をなくし理にかなったフォームに変える。この体で理想の投げ方で投げて、ダメなら終わり」。復活へ最後のかけに挑む。

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