ソフトバンクが3年ぶりの2戦連続サヨナラ勝ち 捕逸による幕切れに小久保監督「あんな終わり方があるんだな」

 12回、捕逸で三走緒方がサヨナラの生還。右は投手ヤン
 西武にサヨナラ勝ちし、喜ぶソフトバンク・柳田(右)ら
 西武にサヨナラ勝ちし、タッチを交わす柳田(左)らソフトバンクナイン
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 「ソフトバンク3-2西武」(28日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが延長十二回2死満塁で、相手の捕逸でサヨナラ勝ちを収めた。ソフトバンクの2試合連続サヨナラ勝ちは2021年3月27、28日のいずれもロッテ戦以来。小久保監督は「どっちに転んでもおかしくない試合だった。あんな終わり方があるんだなと思いました」と4時間36分のロングゲームの疲れをやや感じさせながらも、勝利に安どした様子だった。

 今季最長の5連勝で、12球団最速で貯金を大台の「10」に乗せた。開幕前、小久保監督は「交流戦までに西武戦が12試合も組まれている。しかも全部週末カードで」と話し、この対戦をシーズン序盤のポイントに挙げていた。西武戦はここまで5戦全勝。開幕ダッシュの要因の1つとなっている。

 しかし、小久保監督は「西武戦に関しては、本当に紙一重。山川が満塁ホームラン2発打った試合(13日)以外は全部接戦です。決して緩めることなく明日からもやっていきたい」と慢心のかけらも見せなかった。

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