巨人がまさかのミスで連勝逃す 捕手・岸田の三塁けん制球が走者を直撃→転々とする間に決勝点献上 打線も沈黙

 7回、捕手・岸田が三塁けん制悪送球、三走・尾田(左)が生還(撮影・佐藤厚)
 8回、選手交代を告げベンチに戻る阿部監督(撮影・佐藤厚)
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 「巨人2-3中日」(24日、東京ドーム)

 巨人は接戦を落とし、2連勝を逃した。

 守備陣が痛恨のミスを犯した。2-2の七回。木下に二塁打を浴びるなどで1死三塁。代打・大島の打席でミスが起こった。赤星が2ボール1ストライクで大島から空振りを奪った直後、三走・尾田のリードが大きく、捕手・岸田が三塁に牽制球を投げたが、尾田の足に直撃したとみられる。ボールは二塁ベースの方へ転々(記録は岸田の失策)。その間に、2-3と痛恨の勝ち越しを許した。

 先発した赤星は7回を8安打3失点(自責2)で降板した。

 打線は序盤に奮起した。0-2の二回。先頭の4番・岡本和が右前打で出塁するなど1死一塁。ここで6番の萩尾がスライダーを完璧に捉え、右中間に鮮やかに運ぶ適時三塁打を放った。試合前の時点で開幕から3試合、17回1/3を連続無失点に抑えてきた涌井から1点をもぎ取った。さらに続く岸田がしぶとく右犠飛を放って1点を追加し同点とした。序盤の重要な局面。相手に傾きかけた流れを打線がつないできっちりと引き戻した。ただ涌井に結果的には6回を2得点に抑え込まれた。

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