ヤクルトまさか!マクガフ誰もいない一塁にけん制 ボール転々2者生還 逆転許す
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「阪神-ヤクルト」(3日、甲子園球場)
ヤクルトが、まさかの形で逆転を許した。
1点を勝ち越した直後の七回だ。高橋が2本の安打と犠打で作った1死一、三塁のピンチ。代打・中谷が送られると、ここで高津監督は高橋からマクガフへの継投を決断した。中谷を空振り三振に斬って取り、2死一、三塁。近本を迎えた。
近本への2球目に、一走の陽川が二盗に成功していた。3球目に見逃しストライクを奪い、その直後。マクガフがなんと一塁へけん制球を送る。走者もいなければ、一塁・坂口ももちろんベースにつかず、ボールは無人の一塁を通過して外野のファールゾーンを転々。珍プレーで、同点、そして逆転の走者の生還を許した。
マクガフに対してはボークと悪送球が記録された。野球規則6.02(a)ボークの「規則説明1」に「投手がボークをして、しかも塁または本塁に悪送球した場合、塁上の走者はボークによって与えられる塁よりも余分の塁へアウトを賭して進塁してもよい。」とある。