DeNA・ラミレス監督、新助っ人・オースティン2番で使う 16日の巨人戦でテスト
「DeNA春季キャンプ」(15日、宜野湾)
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が、オープン戦初戦となる16日・巨人戦(那覇)で新外国人のオースティンを2番で起用することを明かした。昨季はソトや筒香も打った打順。シーズンに向けてテストする。
2番に強打者を置く考えは今季も変わらない。「もしかしたらシーズンで彼を2番で使うこともあるかもしれないので、シーズン中にいきなりやるよりかは、春の段階でやっておけば経験になる」と説明した。
昨季、2番には石川や柴田といったつなぎの打者を置くこともあったが、筒香、ソト、宮崎といった強打者を入れるパターンが多かった。出塁率の高さを生かし得点力を上げるためで、「足の速い1番打者が塁に出ると、警戒して打ちやすい球が来る」との狙いもあるという。
この日、オースティンはフリー打撃で43スイングし、柵越えはゼロ。打球の大半が中堅から右方向だった。22年ぶりの優勝に向けて、ラミレス監督が最善の打順を模索していく。