巨人63年ぶり20点!坂本勇の史上最年少タイ300二塁打から猛爆 5割復帰だ

 「巨人20-4中日」(25日、上毛新聞敷島球場)

 これでもかと波状攻撃を繰り広げた。五回に8点、六回に7点。いずれも打者11人を送り込んだ。25点を挙げた1955年6月22日以来の20得点。63年ぶりの歴史的猛打に、巨人・高橋由伸監督は「みんながよくつないだ。いい攻撃をたくさんできた」と声を弾ませた。

 坂本勇の一打から始まった。初回の第1打席で二塁打を放ち、史上70人目の通算300二塁打を達成した。20代での到達は3人目。29歳4カ月での到達は66年の榎本喜八(東京)に並ぶ最年少タイ記録となり、坂本勇は「トレーナーさんや、ケアしてくれる人のおかげです」と感謝した。

 五回無死一、二塁での第4打席では今季22試合目にして1号3ラン。「1本を早く打ちたいと思っていた」と表情を緩めた。起点にポイントゲッターにフル回転の背番号6。20得点が63年ぶりということを振られると「すごいですね」と目を丸くし、「投打ともにいいんじゃないですか」と手応えを口にした。

 主将の存在感に指揮官は「いい働きをしてくれている」とたたえた。今季初の5連勝で、勝率も5割に復帰。28日からの9連戦を上げ潮ムードの中で迎える。「5連勝は大きい。日程的にもキツいが、なんとか選手に頑張ってもらいたい」と指揮官。反攻が本格化する予感が漂う大勝劇だった。

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