オリックス・T岡田“キングボディー”完成 30発へ「あとは心の問題」
オリックス・T-岡田外野手(28)は22日、神戸市内で自身が主催の野球教室「T-岡田ベースボールスクール」に参加。ここまでの自主トレを振り返り「順調。体に関してはすごくいい。このままキャンプに入れたらいい」と手応えを口にした。目標である2010年以来となる“シーズン30本塁打超え”に自信を見せていた。
自信の裏付けは完成した“キングボディー”にある。履正社時代から個人トレーナーを務める『加藤ボディバランススポーツ整体院』の加藤友樹院長が太鼓判を押す。
「もともとパワーはある。このオフは体幹を強くしたのと柔軟性を上げた。本人は本塁打数を求めていると思いますが、今年は手応えを持って臨めるのではないかと思います」
昨季は開幕直後に不振で2軍落ち。それでも20本塁打を記録。力がありながら配球など考え過ぎる性格から好不調の波が激しかった。選手会長として迎える今季はプレーで引っ張っていくしかない。
「これが変われるチャンス。(30発へ)あとは心の問題だと思います」
秋季キャンプで改良した打撃にも手応えがある。体も整った。チームリーダーにもなった。20代最後のシーズンで7年ぶりの栄冠を手にしてみせる。