巨人菅野、新球チェンジアップに手応え「6、7割」

 巨人・菅野智之投手(27)が20日、自主トレ先のハワイから帰国した。オリックス・西らとともに行った1カ月強に及ぶ自主トレで、新球・チェンジアップ習得に励んだ右腕。「6、7割というところ。感覚としてはいい方向に向かっている」と手応えを口にした。

 「コンディショニングとチェンジアップ」という明確なテーマを持って臨んだ常夏の地での調整。成果は表情に表れていた。「仕上がりはいいと思います」。3月に控えるWBCでは日本ハム・大谷とともに侍ジャパン投手陣の中核を担う役割を期待される中「それだけの練習はしてきた」と言い切った。

 対左打者へ有効となる新球習得と並行し、WBC公認球にも存分に触れた。現地での調整では「意外と乾燥していて、滑りやすいという感じ」と振り返った右腕。1、2次リーグを戦う東京ドームも“乾燥”という条件は同じ。「そこは対策を練っている」と対応に自信をのぞかせた。

 今後の調整の青写真もしっかりと描いている。「宮崎に行く前に何回か傾斜で投げて、(宮崎での)合同自主トレで(捕手を)座らせるか、中腰ぐらいまでがちょうどいい」。侍ジャパンでの世界一、そしてチームの日本一奪回を期す今季。充実の自主トレを終え帰国したエースが、少しずつギアを上げていく。

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