オリックス・福良淳一監督（５６）が２８日、来年のオープン戦での必勝を誓った。

　「今年はオープン戦も最下位だったから。勝ちグセをつけないと。勝ちにこだわりますよ。いいものを使うんじゃなくて、出てるメンバーで勝とうということ」

　今季はオープン戦、交流戦、公式戦、ウエスタンとすべて最下位の“逆グランドスラム”という不名誉に陥った。おまけに広島が２５年ぶりの優勝を決めたために１２球団で最も優勝から遠ざかるチームとなってしまった。

　浮上を目指す来季へ向けて指揮官は「とにかく勝つこと」と力を込める。オープン戦序盤は若手中心のメンバーとなるが、その中でどうすれば勝てるかを考えることが大事と力説する。オープン戦から１６試合すべてを勝ちに行く。