ロッテ・平沢、台湾WL成果あり キャンプでの練習「間違っていなかった」

 ロッテは20日、「2016アジア ウインター ベースボールリーグ」にNPBイースタン選抜として参加していた平沢大河内野手、成田翔投手、原嵩投手の3選手が19日に台湾から帰国したと発表した。

 平沢は18試合に出場し、打率・280、2本塁打、13打点をマークした。「通常は試合がないこの時期に実戦を行うことができ、キャンプでやってきたことを試すことができました。キャンプでやってきたのは間違っていなかったという手応えを感じました。課題も見つかりましたので、このオフの期間と春のキャンプでしっかりと鍛えて2年目のシーズンに臨みたいと思います」と、成果を口にした。そして「海外でも長期滞在は初めての経験でしたが、とてもいい勉強になりました。やっぱり日本はいいですね」と笑った。

 成田は5試合に登板(11回)し1勝0敗、防御率6・54だった。「全体的には思うような投球はできませんでしたが、収穫はありました。それはストレートとスライダーで空振りをとれたことです。来シーズンにつながると思います。食事に慣れるのに苦しみましたが、体重を落とさずに乗り切れた」と明るくコメントした。

 原は6試合(12回1/3)に登板し、0勝0敗、防御率2・92。「外国人バッターはパワーがあるのでストレート中心だと打ち返されてしまう。そこでうまく変化球を使って打ち取ることを学びました。また変化球でカウントをとることもできたのは自信になりました。食事に苦しんで、ちょっと体重を落としてしまったのですが、かなりいい体験をさせていただきました。この経験を2年目に絶対に生かしたいです」と意気込んだ。

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