ナゴヤDが太陽光発電 ドーム球場世界初

 ナゴヤドームが環境対策事業として進めてきた太陽光発電設備の設置工事が完了し14日、同ドーム内で竣工式が行われた。

 約10億円をかけた発電設備は一昨年6月に着工。幅57センチ、長さ2メートル75センチのシート型太陽電池1152枚をドームの屋根に沿って貼り付けたもの。年間発電量は約6万2000キロワットでアリーナ照明6~7試合分の電力に相当する。

 ナゴヤドームでは「雨水利用システム」「オープンデッキの緑化」など、環境対策に取り組んできている。今回の太陽光発電設備の設置は、ドーム型の野球場屋根では世界初の試みとなる。

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