ロッテ、昭夫氏がオーナー代行職継続へ 球団も保持
ロッテホールディングス(HD、東京)の佃孝之社長は17日、共同通信のインタビューで、創業者次男の重光昭夫副会長が韓国で在宅起訴されたことに伴う業績への悪影響を否定した。プロ野球の「千葉ロッテマリーンズ」を保持し、昭夫氏がオーナー代行職を続ける方針も強調した。
2016年度の業績に関しては、主力の製菓事業が好調で「(本業のもうけを示す)営業利益が250億円を超え2年連続で過去最高になる見通しだ」と述べた。球団は「広告塔であり、観客動員も増えている」とし、オーナー代行の昭夫氏の立場も「揺るがない」と指摘した。