東海大は逆転負けで4強入りならず 中日ドラ6・丸山が八回に逆転許す

 「関東地区大学野球選手権・2回戦、上武大4-2東海大」(1日、横浜スタジアム)

 東海大は逆転負けし、4強入りはならなかった。中日にドラフト6位指名された最速151キロ右腕・丸山泰資投手(4年・東邦)は、リリーフで決勝打を浴び「チームに迷惑をかけてしまった」と、涙に暮れた。

 1点リードの八回2死満塁でマウンドに登ったが「ここで抑えたらチームに勢いもつくし、神宮(大会)に行けると思って、力みにつながってしまった」。押し出し死球で同点とされると、さらに中前適時打を許して勝ち越された。

 リーグ戦で完全試合も達成した3年時から一転、大学ラストイヤーは不調に苦しんだ。「自分の力を最後まで出し切れない1年間だった。悔いが残る」と、無念の表情を浮かべた丸山。厳しさを増すプロの世界を見据え「頼られる人間になれるように、一からやっていきたい」と、さらなる精進を誓った。

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