決勝弾の日本ハム・レアード、日本語でファン沸かせる「ファイターズ、ダイスシ!」

ファンをバックにポーズをとる日本ハム ブランドン・レアード(中)=札幌ドーム(撮影・西岡正)
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 「日本シリーズ・第4戦、日本ハム3-1広島」(26日、札幌ドーム)

 日本ハムが逆転勝ちし、連勝で対戦成績を2勝2敗とした。1-1の八回、レアードがバックスクリーンに飛び込む2ランを放ち、これが決勝点となった。すっかりトレードマークとなったすしポーズを決めた助っ人は、お立ち台で「ファイターズ、ダイスシ!ファイターズ、サイコウ!」と、日本語で絶叫し、ファンを沸かせた。

 八回、2死一塁から、ジャクソンの4球目のスライダーを捉え、バックスクリーンに運んだ。お立ち台に立つと、ファンは大歓声で迎えた。心境を問われ「ソウデスネ…」と日本語で話して笑いと誘うと、「こんなにみんなが盛り上がってくれて、すごく幸せ。ジャクソンはすごくいいピッチャーなので失投は少ないと思うが、失投を待っていた。ちょうどいいところにスライダーが来た。思いきり振り抜きました」と振り返った。

 感触を聞かれると「ソウデスネ…打った瞬間、入るかどうか分からなかった。いい当たりではあったので、ファンの皆さんの反応でホームランと分かって、うれしかったです」。ダイヤモンドを回っている時の気持ちについては「ソウデスネ…うれしいのひと言。接戦で負けられない試合だったので、大きい2ランホームランが打てて幸せでした」と、「ソウデスネ」を連発し、盛り上げた。

 来日2年目の今季、39本塁打でタイトルを獲得。そしてシリーズでも、第1戦に続いて2本目のアーチ。長距離砲として存在感を示している。「このまま皆さんを喜ばせ続けたいので、ホームランを打っていきたいと思っています」と誓った。日本語で「ファイターズ、ダイスシ!ファイターズ、サイコウ!」と絶叫し、大歓声を浴びた。

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