ソフトバンク・細川が戦力外 コーチ就任打診も現役続行希望、退団へ

 ソフトバンクの細川亨捕手(36)が、来季の戦力構想から外れていることが23日、分かった。球団側は既に来季のコーチ就任を打診。ただ、細川は現役続行の意思が強く、このまま退団し、来季は他球団でのプレーを目指すことになりそうだ。

 近年は故障との闘いも強いられ、今季はシーズン終盤に右太もも裏を痛めるなど2011年にホークスに移籍してから最少となる49試合の出場にとどまった。しかしCSには全7試合中5試合に先発出場し、あらためて存在の大きさを示した。

 球団側はこれまでの貢献を認めつつも、チームとして長年の課題でもある後任育成にも取り組むことから、細川が適任と判断。来季のファームバッテリーコーチ就任を打診した。ところが、細川は現役続行の意思が固く、14年オフに再取得したFA権の行使も含め、他球団でのプレー続行を目指す考えだ。

 チームは24日、ヤフオクドームで秋季練習を再開する。細川も参加予定だが、既に戦力構想から外れている背番号27の去就に注目が集まる。

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