西原圭大投手に戦力外通告 現役続行希望

 広島は23日、西原圭大投手(28)と、来季の契約を結ばないことを発表した。今季は2度の1軍昇格を果たしたが、2試合の登板でいずれも失点。防御率12・60と結果を残せていなかった。

 西原は今治北高、関西外大、ニチダイを経て2013年度ドラフト4巡目で広島に入団。14年には11試合に登板したが、わずか3年での解雇通告となった。前日22日までフェニックス・リーグ不参加メンバーとともに、2軍施設で練習を続けていた。

 この日、球団事務所に呼ばれた西原は「突然だったので…。ビックリしていますが、僕自身としてはトライアウトを受けて、やれることをやりたい。ただ、家族もいるので、相談して決めたいです」と言葉少なに話した。

 球団としては、3日に発表した久本祐一投手(37)、中東直己外野手(34)に続いて3人目。これで今季の戦力外通告は終了となる見込みだ。

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