神戸国際大付・猪田魅せた強打&強肩 サヨナラ勝ちに貢献
「秋季高校野球兵庫大会・3回戦、神戸国際大付4-3明石商」(22日、明石トーカロ球場)
来年のドラフト候補に名前が挙がる神戸国際大付・猪田和希捕手(2年)が、巨人、オリックスなど4球団のスカウトを前に先制の適時二塁打を放ち、守っては三塁走者を素早い送球でタッチアウトにした。
三回、同点に追いつかれてなお1死三塁の場面。「離塁が大きかったので」と素早い送球でアウトにした。新チームから捕手にコンバートされて2カ月足らずだが、遠投100メートルの強肩を生かし、勝ち越しのピンチを防いだ。
旧チームから4番を任されている打撃では、初回に左翼フェンス直撃の先制二塁打を放つなど、2安打3四死球と延長十一回サヨナラ勝ちに貢献。「何としてもセンバツに行きたい」と語る司令塔が、攻守でチームを引っ張る。