清宮、主将公式戦1号で「ほっとした」 早実、本大会へ進出

先制の中越え2ランを放つ早実・清宮=多摩一本杉球場(撮影・三好信也)
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 「秋季高校野球・東京都大会ブロック代表決定戦、早実12-0立志舎」(10日、多摩一本杉球場)

 早実は新主将の清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発出場し、新チームでは公式戦第1号となる先制2ランを放った。高校通算では67号。試合は12-0の六回コールドで勝利し、10月8日開幕の本大会進出を決めた。この日の清宮の打撃成績は3打数2安打3打点、1犠飛だった。

 初回、1死一塁の場面。3ボール1ストライクからの5球目を振り抜くと、中堅方向への打球はぐんぐん伸びて、バックスクリーン手前に飛び込んだ。推定距離は125メートルだった。

 試合後は「特に狙っていたというわけではないんですけど、変化球にうまく反応して打てたかなと思います。詰まってた感じがしたのでセンターフライかなと思ったんですけど、ガシャーンって(音が)したので、入ったなという感じです」と感触を振り返った。公式戦では主将として初本塁打となったことには「打席の中とか、打った後は今までとそんな変わりないですけど、ちょっとほっとしたというのは(あります)」と笑顔を見せた。

 先頭で迎えた六回の第4打席では、左翼へ二塁打を放ち出塁。続く野村の左翼線を破る適時二塁打でホームを踏んだ。

 第2打席は二回、1死一、三塁で入った。相手投手の暴投で三塁走者が生還。一塁走者は三塁に進み、清宮は右翼への犠飛で1打点を追加した。第3打席は四回、無死一、二塁で迎えたが、中飛に倒れた。

 新チームで主将に就任した清宮は、試合前の練習でも積極的に声を出し、ナインを引っ張っていた。来年春の選抜につながる本大会へ自信を深めている。「しっかりピッチャーも投げ込んできているし、バッターも振り込んできているので、絶対(選抜に)行ってやろうという気持ちでいます」と力を込めた。

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