サブロー、涙の引退会見「感謝の言葉しかない」 25日の本拠地がラスト

 今季限りで現役を引退するロッテ・サブロー外野手(40)=本名・大村三郎=が1日、QVCマリンフィールドで記者会見し「22年間…半年間、巨人にいましたが、帰ってきてからも温かく見守っていただき、感謝の言葉しかありません」と話した。

 サブローの両目から涙があふれ出た。11年のシーズン途中で巨人に移籍。同年オフにFA権を行使して復帰した。ファンへの熱い思いがこみ上げて、「泣いちゃいけないんですが…」と誰に遠慮することなく、男泣きした。

 一番の思い出は05年の日本一だという。「ボクが入団した時は日本一になるなんて夢にも思わなかった。実現してうれし涙した。いまも記憶に残っています」と振り返った。

25日本拠地でラスト

 今後の進路は白紙だが、「球団のためにできることがあればやりたい。ユニホームを着る、着ないにかかわらず」という。本拠地での25日・オリックス戦が引退試合で、球団はなんらかのポストを用意するとみられる。

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