京都翔英・石原「ドカベン」返上宣言

 第98回全国高校野球選手権大会(7日開幕・甲子園)の甲子園練習が1日、スタートした。京都翔英のドラフト候補・石原彪捕手(3年)は、“ドカベン”の愛称を返上することを宣言。大好物の唐揚げを封印し、ご飯のおかわりを禁止する食事制限で本番での活躍を誓った。春夏連覇を目指す智弁学園や、強豪の明徳義塾も聖地で汗を流した。

 憧れの聖地に自然と力が入った。打撃練習では「打ったろうと思って力んでしまった」とフライを連発した石原。169センチ、87キロの体形に加え、パワフルな打撃と強肩から、京都大会では“ドカベン”の異名を取った。だが本人は「呼ばれたくないです…」と苦笑いを浮かべる。

 昨夏まで、京都では“右の森友哉”と呼ばれていた。だが1年で最大20キロも体重が増加したことで、いつしかドカベンに。「ウエートトレにも失敗して、体が動かなくなった」という反省のもと、春以降は減量に取り組んだ。体にキレを取り戻したことで、京都大会では打率・478をマークした。

 だからこそ「自分でしっかり管理しないといけない。(大好物の)唐揚げをやめて、おかわりも禁止しています」と明かした。決勝戦後には、牛丼チェーン店の「すき家」で特盛りを衝動的に平らげてしまったが…。50メートル走6秒フラットの俊足を兼ね備える強肩強打の捕手が、軽快な動きでドカベンの愛称を吹き飛ばす。

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