【野球】ヤクルト、後半戦の逆襲はあるか 先発陣の起爆剤は?

 昨季14年ぶりにリーグ制覇したが、今季はここまで5位(21日現在)に沈んでいるヤクルト。その原因は、両リーグワーストの防御率4・96でも分かる通り、投手陣の不振だ。前半戦は特に先発陣が不振に陥ったり、故障者が続出し、その駒不足は深刻な状況だった。

 だが、ここにきて先発3本柱がやっと帰ってきた。4月に右肘手術を受けた館山は7月上旬に1軍復帰。左ふくらはぎ痛の石川は、後半戦開幕カードとなる18日・DeNA戦、腰痛の小川も20日の同カードで復帰した。

 真中監督は、後半戦のキーマンとして真っ先に「投手陣ですね、先発」と明言。その上で「小川、石川あたりが、何とかチームを引っ張っていってもらいたい」との言葉に力を込めて大きな期待を寄せた。

 緊急補強も敢行した。補強期限の7月末を目前に控えて、八木との交換トレードでオリックスから近藤を獲得した。オリックス時代の08年に10勝をマークした実績もあり、通算でも31勝(45敗)。今季は5試合で2勝(2敗)だった。ヤクルトでは先発の一角を担う存在として期待しており新天地で登板機会が増えることは確実だ。

 近藤は「こういうチャンスをいただいた。僕にとってもチャンスだと思う。チームにとっても戦力になって(浮上の)きっかけになるように、うまくいけばいいと思います」と決意のこもった表情で誓った。

 「早い段階でチームに溶け込めたらいいなと思います」と話す右腕にとって、環境面は整っている。ヤクルトには、オリックス時代などにチームメートだった坂口、大引が在籍。近藤は「若い時から知っている。坂口、大引は後輩ですけど、僕を引っ張っていってくれると思います」と笑みを浮かべて“期待”した。

 坂口は昨オフにオリックスを自由契約になり、新天地に移籍し今季は外野のレギュラーとして活躍。ヤクルトには伝統的に他球団から移籍してきた選手を温かく迎え入れる雰囲気があり、近藤にとっても働きやすい環境になるはずだ。

 投手陣を立て直し、後半戦での大逆襲を狙うツバメ軍団。トレードで移籍してきたばかりの右腕が、チームの“起爆剤”になる可能性も秘めている。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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