「交流戦、ＤｅＮＡ２－５日本ハム」（２０日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡは攻守のミスが敗戦につながった。

　初回無死一、三塁からの一ゴロで、三走・桑原が三本間で挟殺。その間に三塁を狙った一走・エリアンもアウトとなった。七回は１死二塁から捕逸で三塁に進められ、犠飛で致命的な５点目を失った。

　ラミレス監督は「ミスが出ては競争してはいけない。もう少しベターであるべきだ」と厳しかった。４勝２敗を狙ったホームでの交流戦の最後２カードは、悪夢の６連敗締め。１５日の２位から、気付けば５位に転落した。

　この日は中継ぎでフル回転した須田が右上腕二頭筋の張りで、打撃好調の乙坂が右肩痛でともに登録抹消。戦力ダウンは否めない。「セ・リーグは拮（きっ）抗している。１試合勝てば３位、２試合勝てば２位になる状況。集中してやっていく」と前を向いた。