ハム大谷米デビュー不発…新打法手応え

 「日本ハム紅白戦、白組0-0紅組」(6日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が6日(日本時間7日)、キャンプ初の紅白戦に「1番・指名打者」で出場。2打数無安打に終わったが、すり足の新打法に手応えをつかんだ。

 米国デビュー戦。結果は出なくても収穫はあった。初回、先頭の第1打席は空振り三振。2打席目は二塁へ鋭い打球を放ったが二ゴロ併殺打。初安打はお預けとなったが「良かったんじゃないかなと思います。しっかり振れてました」と、打撃の形には納得した。

 昨季は右足を高く上げるフォームで、当たれば飛んだが、打率は2割台前半と苦しんだ。昨オフからミートの確率を上げるため、すり足気味に踏み出す新打法に取り組むが、昨季比4キロ増の97キロとパワーアップしたボディーにより小さい反動でも飛距離は出る。

 栗山監督も「ポイントをしっかり呼びこめているし、構え方に雰囲気がある。どっしりとした感じ」と打撃の進化を感じている。

 この日はパドレス、レッドソックスなど数球団が視察。メジャー関係者の1人は「1日で印象が変わることはありませんよ」と高い評価は相変わらずだ。

 この日は試合前と試合後の2度、ブルペン入り。「今自分の出せるものを出していければ」。限られた時間の中で、投打両面を万全に仕上げていく。

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