DeNA自力CS消滅…キヨシは諦めん
「中日4-1DeNA」(3日、ナゴド)
土壇場の九回、1死満塁の好機に、白崎、乙坂の連続空振り三振で終了。124試合目にして、DeNAの自力でのCS進出の可能性が消滅した。中畑監督は「ゲーム数がなくなると、そういう話題になる。最後まで諦めずに頑張ります」と前を向いた。
最終回も含め、好機をつくりながら決定打が出なかった。四回1死一、三塁でバルディリスが併殺。六回は1死一、三塁で筒香が三振に倒れ、さらに2死満塁としたがバルディリスが一邪飛。好投の石田を見殺しにした。
逆に八回2死満塁のピンチでは8球粘った赤坂に右前に落とす2点適時打を浴びた。「しがみついてでもというところがなかった。(中日の)赤坂みたいなバッティングをしてくれれば。あの粘り。ゲームを決めにいくところで、勝敗に表れていた」。相手を引き合いに、後半戦を象徴する決定力不足を嘆いた。
4日から横浜で巨人戦。荒波、倉本を昇格させてテコ入れする。「めいっぱい、やれるだけ頑張りたい」。わずかな可能性にかける。