高橋純平残り4試合締める「全部行く」
野球のU-18日本代表は2日、スーパーラウンド初戦のカナダ戦(3日・舞洲)に備え、大阪市内で2時間の練習を行った。
チームのピンチを救えるのはこの男しかいない。スーパーラウンドでストッパーとしてブルペン待機する県岐阜商・高橋純平投手(3年)は「残り4試合なので、全部行くつもりで準備したい」と力を込めた。
今大会は2試合に登板し、いずれも最終回のマウンドだった。特にメキシコ戦では雨で開始が2時間15分遅れたことから「初めて夜10時を越えて肩をつくりました」と苦笑い。1次ラウンド中は西谷監督から最後の1、2イニングを任せる方針を伝えられており「ブルペンでは毎日、投球練習していました」と連投やスクランブル登板にも不安はない。
最速152キロの直球に高速スライダーを兼ね備える高橋純。奪三振率も高い高校No.1右腕は、厳しい場面でマウンドへ向かう。