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高橋純平、1回無安打無失点

9回に登板した県岐阜商・高橋純平=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「壮行試合、大学日本代表9-2高校日本代表」(26日、甲子園)

 U-18ワールドカップ(28日開幕・甲子園ほか)に臨む高校日本代表が大学日本代表との壮行試合に臨んだ。九回には左太もも裏を痛めていた高橋純平投手(県岐阜商)が登板し、最速148キロを計測して1回を無安打無失点(1四球)に抑えた。

 一つ上のレベルでも、しっかりと通用することを証明した。チームメートがことごく痛打される中で迎えた九回のマウンド。先頭の山足を外角のカットボールで打ち取ったが「全力投球で行ってやろうと思って力んでしまった」と、続く柴田には四球を与えた。

 それでもマウンドさばきは動じることなく、続く下石を抜いた140キロの直球でタイミングを狂わせ、二飛に仕留めて一塁走者をくぎ付け。続く横尾には「スライダーの曲がり幅をちょっとずつ大きくしていった」と初球に135キロのカットボール、2球目は131キロの高速スライダー、3球目に126キロの緩いスライダーで鮮やかに1-2と追い込んだ。

 最後はこの日最速となる148キロの直球で空振り三振。完ぺきなまでの投球術に見えたが、本人は「できればスライダーだけで3球勝負するイメージだった」と明かす。「最後のまっすぐは力でいってしまったので」とまだまだ納得のいくレベルまで戻ってきていないが、実力は高校生の中でもやはり抜きんでている。

 ネット裏で視察したヤクルト・小川SDは「指先の感覚がすごい。もうそこらへんの評価は言うまでもない」と絶賛。ドラフト1位の最有力候補に挙げる阪神・中村GMは「まだ完調じゃない中で140キロの後半が出ていた。(小笠原と比較して)甲乙つけがたいな」と目を細める。

 岐阜大会中は左太もも裏の負担を軽減するために、スパイクの歯を削ったものを使っていた。それも通常仕様のスパイクを履けるまでに回復したが、「まだまだ上げていけると思う」と自信を見せる。不運が重なり夏の甲子園には届かなかった高校生No.1右腕。久々の聖地に「気持ち良かったです。景色が違いました」と充実の表情を浮かべた。

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