ヤクルト“三冠トリオ”で首位0差接近

 「巨人3-5ヤクルト」(2日、金沢)

 ヤクルトの“三冠トリオ”が苦手投手を攻略し、巨人に5連勝。本塁打トップの山田が先制打、打率トップの川端が2安打、打点トップの畠山が決勝の2点適時打を放つ活躍を見せた。

 相手はこの試合前まで4度対戦して1勝1敗ながら、防御率1・84に抑えられていたポレダ。まず0-0の初回1死三塁で山田が「前回は直球にやられたので」と、ポレダの武器でもある直球を左前へはじき返す先制打を放つ。

 そして2-2の四回1死二塁では、川端が「野手のいないところにうまく飛んでくれた」と振り返る左前打で好機を拡大。続く山田の四球で満塁とし、畠山が「食らいついてバットに当てたらたまたまヒットゾーンに飛んだ」という左前2点適時打で勝ち越し。五回にも1点を追加した。苦手ポレダを打ち崩し、真中監督は「みんなしつこく、球数投げさせて攻略した」と満足顔だった。

 これでチームは3連勝。阪神、巨人と対戦した7戦を6勝1敗で、首位阪神にゲーム差なしに迫った。山田は「優勝したい気持ちは高まっている。先を見ずに目の前の1試合1試合に集中したい。自分が仕事をすればチームも勝てると思う」と、自身初体験の優勝へ目を輝かせた。ツバメが実りの秋を迎えようとしている。

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