竜の20歳右腕・若松が虎斬り七夕星!

 「阪神0-3中日」(7日、倉敷)

 20歳右腕の踏ん張りに、36歳のベテランが応えた。0-0の七回1死満塁。好投していた中日・若松に代わり、打席に向かった森野は「みんながつくったチャンス。あそこでバットに当てないとずるずるいってしまう」と打球は中堅へ。犠飛で待望の1点をもぎ取った。

 若松は走者を出しながらも粘り強かった。自身の失策も重なった二回は無死二、三塁のピンチを背負ったが「冷静に緩急を使えた」。今成に三ゴロを打たせ、三塁走者のまずい動きもあって併殺に。尻上がりに調子を上げて丁寧にコースを突いた。「チームに勝ちをつけられたことが単純にうれしい」と笑った。

 七回の攻撃は6番藤井の内野安打を足場に、下位打線で阪神の岩田を攻め立てた。最近振るわなかった森野が気迫で放った飛球は浅かったが、三走の藤井は巧みなスライディングで生還した。

 八回も犠飛で加点。阪神とは対照的な、そつのなさを見せた。谷繁監督兼選手は「理想的だった。少しずつこうやってチームが動いていけばいい」と上機嫌だった。

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