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緒方鯉悪夢じゃ…サヨナラ負け会見拒否

 延長12回、藤井にサヨナラ2ランを浴び、肩を落として引き揚げる中崎(撮影・飯室逸平)
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 「中日2-0広島」(12日、ナゴド)

 広島が今季6度目のサヨナラ負けを喫し、2年ぶりの前半戦負け越しが決まった。0-0の延長十二回、中崎翔太投手(22)が決勝2ランを被弾。打線は5安打と湿り、27イニング連続無得点で今季10度目の零封負け。前半戦5割ターンを目標に掲げてきた緒方孝市監督(46)は、就任後初めて試合後の会見を拒否した。

 歓声と悲鳴が交錯する中、緒方監督は足早にベンチから姿を消した。0-0の延長十二回2死一塁、中崎が藤井に右越え2ランを浴びた。今季6回目のサヨナラ負けを喫し、交流戦後に掲げた「前半戦5割」の目標が、ついえた瞬間だった。

 試合後、指揮官は球団広報を通じて、報道陣に就任初の会見拒否を通達した。これまでも短い所感を述べるだけで引き揚げることはあったが、説明責任を放棄することはなかった。その苦しい胸中を物語る光景だった。

 打線はわずか5安打。2試合連続今季10度目の零封負けで、27イニング連続無得点となった。新井打撃コーチは「見ての通り。打てないしバントもできない。練習してもらうしかない」と嘆いた。

 得点機はあった。三回無死一、二塁。投手の福井が初球から4球連続でバスターを試み三振に倒れた。定石なら送りバントの場面。永田総合コーチは相手の前進守備を踏まえ「プレッシャーをかけられているとバントも難しい。ああいう作戦もある」と説明。犠打よりバスターの成功確率を上に見た選択は裏目に出た。

 延長十回無死一塁。堂林が犠打を試みるも投飛。直後のけん制悪送球で1死三塁としたが、田中と会沢が凡退した。延長十二回1死三塁では堂林が三振に倒れ、田中の四球後に会沢が三振に倒れた。三塁走者は俊足の代走・赤松。堂林の打席では内野ゴロ、外野フライでも得点の可能性はあった。

 永田総合コーチは「打線に元気がない。活気を入れたかった」と、この日昇格した堂林の先発起用を説明した。延長十二回の堂林の場面では、小技の効く梵や木村昇がベンチに控えていた。起爆剤として期待した思惑も裏目に出た。

 拙攻が続き、投手陣の踏ん張りは最後に力尽きた。前半戦も残すは14日からの阪神2連戦(甲子園)のみ。首位巨人とはまだ3ゲーム差。会見拒否の是非はともかく、チームをずるずる後退させることだけは許されない。

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