打てないG4連敗 原監督、奮起促す

 「交流戦、日本ハム3-2巨人」(9日、札幌ド)

 おなじみの光景だった。巨人は打線がわずか5安打と沈黙し、1点差負けで4連敗。日本ハムのドラフト1位・有原(早大)に屈した原監督は「(有原は)制球が良く、ちょっと仕掛けづらかった」と、淡々と試合を振り返った。

 ルーキーの勢いに圧倒された。六回までわずか1安打に抑えられ、七回に長野の犠飛で1点を返すのがやっと。九回は増井を攻め、無死二塁の好機をつくったが、後続に一本が出ず逃げ切られた。

 6月の7試合で、平均得点は2・14。3点以上の試合はわずか1と、さびしい戦いが続く。菅野が先発する10日は、絶対に落とせない試合となる。指揮官は「主導権を握るということが、まずは大事になる」と、野手陣に奮起を促した。

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