藤浪にやられた…原監督「0点はダメ」

 「阪神1-0巨人」(20日、甲子園)

 力でねじ伏せられた。藤浪に手も足も出ず、今季ワーストタイの2安打完封負け。巨人・原監督は「よく1点でしのいで攻撃したが、0点ではダメですね」と、首をひねった。

 いつもの藤浪ではなかった。過去、剛腕とはレギュラーシーズンで1勝5敗。苦手意識はなかったが「今日はスライダーの抜け球がなかった」と坂本。七回に大飛球の右飛を放った阿部は「惜しかったね。(藤浪は)適度に荒れていた」と、淡々と振り返った。

 最大の好機は五回。連続四球で無死一、二塁とし、打席に堂上。原監督は「思い切って自分のバッティングをしてくれ」と強攻策を指示したが、痛恨の遊ゴロ併殺。崩れそうな藤浪を助ける形となり、六回以降はひとりの走者も出せなかった。

 前夜は阿部の一発を含めて8得点と、打線に復調気配が漂っていた。だが、藤浪に勢いを封じられ、「最悪の結果。次やり返します」と堂上。悔しさを胸に刻み、雪辱の機会を待つ。

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