モスコーソDeNA助っ人初の2桁狙う
DeNAのギジェルモ・モスコーソ投手(30)が5日、球団の助っ人史上初となる2桁勝利到達へ意欲を示した。中4日で先発する6日のヤクルト戦(神宮)に向けて「2桁の可能性が残っている。最後の登板になるので、しっかり投げたい」と語った。
登板予定は規定投球回(144回)に到達する3イニング。だが、モスコーソは「三回を投げきって、リードしている状況であれば続投したい」と要望。川村投手コーチは「本人の希望。働いてくれた投手なので」と、リードしている場合は勝ち投手の権利が得られる五回まで登板させる方針となった。
過去、大洋時代も含めて歴代外国人投手には恵まれなかったが、人間性も高く評価される優良助っ人。この日、練習を休養した中畑監督は「明日からの2連戦は大事に思っている」と広報を通じてコメントした。助っ人の偉業達成へ、チーム一丸で勝利を目指す。