淡路島の津名やった!近畿大会初出場

 「高校野球・秋季兵庫大会3位決定戦、津名5-4滝川二」(5日、明石トーカロ)

 兵庫大会決勝は神戸国際大付が報徳学園を延長サヨナラで下し、4年ぶり5度目の優勝を果たした。報徳学園の連覇は3で止まった。3位決定戦は津名が実力校・滝川二に競り勝って、初の近畿大会出場を決めた。

 地区予選で高砂を下し、県大会を勝ち進んだ津名。前日こそ神戸国際大付に3‐11と大敗したが、ショックを引きずることなく、滝川二をしぶとく破った。

 今春、就任した神田進監督(60)は「全力疾走、あいさつ、声を出すという基本をやっただけ。(淡路)島の子なので、おとなしくて声が出ないんですよ」と苦笑する。

 が、その指導が実っての近畿大会出場決定。「昨日、エース(潮崎彰成投手・2年)を序盤で下ろした采配ミスも、今日は選手がのびのびやってくれました」と持ち上げた。

 MAX141キロを投げるエースで、4番を打つ潮崎は試合中、盗塁を刺そうとした捕手からの送球を背中に受けたが「低めを突けば大丈夫」と、1点差にまで迫られながら落ち着いた投球を披露した。

 潮崎は中心選手ではあるが「ウチは団結で勝つチーム」というチームカラーにぶれはない。島の公立校が、その『団結』でさらに上を目指す。

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