キヨシ称賛!守備の男・山崎が千金弾

 「ヤクルト4-5DeNA」(29日、神宮)

 堅守でチームを支える男が、大きな一発を放った。同点とされた直後の七回2死から、DeNA・山崎が左翼席へ勝ち越しソロ。過去5年で4本塁打しかしていなかった男の今季初安打が、勝利をもたらした。

 「しっかりミートしようと思った。その延長がホームランになった」。ファンの大声援をバックに、興奮気味に振り返った。中畑監督も「追いつかれた後、勝ちゲームをつくれた。あの一発で勝ちパターンにつなげた」と孝行息子をたたえた。

 7日のソフトバンクとのオープン戦で3安打して以降、22打数で内野安打1本と精彩を欠いたまま開幕を迎えた。試合前の打撃練習では右打ちを徹底。中畑監督は「マスターベーションを禁止させたんだ」と、独特の表現で大振りを矯正させたことを明かした。ミート重視の打撃が、逆に一発につながった。

 昨季は第3の捕手としての役割も担っていた。「脱ユーティリティー。ショートのレギュラーを取る」と誓って臨んだシーズン。「2番打者として1年間、しっかり率を残したい」。攻守で貢献する思いだ。

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