ソフトB後藤新社長 補強資金は青天井

 ソフトバンクの後藤芳光球団社長兼オーナー代行(50)が29日、ヤフオクドームで就任会見を行った。21日に亡くなった笠井和彦氏(享年76)の後任として就任。来季に向けた補強について資金に糸目をつけない全面支援を約束した。

 来季は、倍返しだっ!│といわんばかりに、元バンカーの新社長の会見は熱を帯びた。笠井氏と同じ安田信託銀行(現みずほ信託銀行)出身。ソフトバンク本社の財務部長を務める後藤新社長は、来季補強について「基本的には、必要な要望はすべて応えていく。リスクテイクがないと、いいパフォーマンスは得られない」と力強く話した。

 準備は整っている。7月末に発表した2013年度第1四半期(4~6月)の業績で、ソフトバンクグループ全体の売上高は8811億円(前年同期比21・4%増)。8期連続で最高益を記録した。さらに支配下選手13人に来季の契約を結ばないことを通告。70人の支配下登録枠まで余裕もあるだけに、今オフは近年まれに見る超大型補強が行われることは必至だ。

 「来年何としても日本一を獲得し、笠井の墓前に勝利の報告をしたい」。来季V奪回へ、ソフトバンクが本気を見せる。

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