前橋育英・高橋光2日連続中止も大丈夫

 野球の18U(18歳以下)ワールドカップは31日、予定されていた日本‐ベネズエラ戦など1次ラウンド初戦の全6試合が、雨天中止となった。チームは台中市内で約1時間30分の練習を行った。

 今夏の甲子園優勝投手、前橋育英・高橋光成投手(2年)は初めて主将の大阪桐蔭・森友を相手にブルペン投球。立ち投げで10球の後、座らせて19球。「緊張したけど、思い切り腕が振れたのでよかった。いつでもいける感じです」と笑顔を見せた。甲子園での疲労が懸念されたが、森友は「直球もスライダーも伸びとキレはよかった。『十分に試合で使えるのでは』と、西谷監督には伝えました」とうなった。

 2日連続の中止で試合日程が変更され、2日はダブルヘッダーとなる。投手陣のやりくりがカギとなるだけに、西谷監督は「今日の状態を見たら、普通に投げられると思う。大きな戦力になる」と“V腕”に期待を寄せた。

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