DeNA先発10人態勢でCS圏死守だ

 DeNAがCS圏内死守へ、先発10人態勢で酷暑を乗り切る。8月は26戦中、23試合が屋外球場という消耗月間。友利投手コーチは「どういうわけか屋外ばかり。6人でまかなえると思う?」と困惑顔。ローテ投手以外に4人を“バックアップメンバー”としてスタンバイさせる考えを明かした。

 現在は三浦、小林寛、藤井、コーコラン、三嶋、須田の6人でローテを回すが、三浦、藤井以外は夏場の登板は未知数。「井納、加賀美、国吉の3人が、先発陣がへばってくるころ、出てきてくれれば。高崎も下で先発の調整をさせることもある」と4投手を指名。先発陣に疲労が見えれば、即入れ替える。救世主として期待した。

 ファームで調整中の3人は実戦でも結果を出しはじめている。「井納と加賀美はメドが立ってきている。国吉ももう少し」と、そろってようやく調子を上げてきた。

 本来エース格の高崎に即戦力として獲得した井納、ローテ入りが確実視されていた加賀美と国吉。今季、期待を裏切り続けてきた4人が、汚名返上したとき、CS切符が見えてくる。

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