熊谷V犠飛で平塚学園2年連続4強

 「高校野球・神奈川大会準々決勝、平塚学園5‐4向上」(26日、横浜)

 平塚学園の4番エース熊谷拓也投手(3年)が、投打に奮闘してチームを2年連続のベスト4に導いた。

 二回、スローカーブを左翼にへ先制ソロ本塁打。同点に追いつかれた直後の九回には、1死満塁から中堅への犠飛で決勝点を挙げた。投げては4失点ながら要所を締めて完投。ノーシードで勝ち上がってきた向上の勢いに苦しんだが「延長に入っても自分が投げるつもりだった。体力、気力では負ける気がしない」と胸を張ってみせた。

 対戦を熱望した桐光学園・松井は敗退してしまったが、その存在が熊谷を大きく成長させた。「ピンチでも強気に攻めることができるようになった」と精神面でレベルアップ。八木監督も「去年は力を出し切った4強。今年はまだおなかいっぱいじゃない」と伸びしろを強調する。心身ともにピークの状態で15年ぶりの甲子園出場を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス