ネリ“ガム噛み会見”も最後は“優等生” 井上尚弥戦に「死を覚悟して戦いに挑みたい」「体重はリミット内」

 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)

 東京ドームで行われる四大世界戦の記者会見が4日、横浜市内で開かれ、出場8選手と、大橋ジムの大橋秀行会長(59)、米国の超大物プロモーターで、トップランクCEOのボブ・アラム氏(92)が出席した。

 “悪童”らしいふてぶてしい態度を見せたかと思えば、言葉は“優等生”のように模範解答を並べた。ルイス・ネリ(29)=メキシコ=は黒ずくめのいかつい姿にひげをたくわえ、サングラスをかけて登場。司会者から名前を呼ばれた際は、立ち上がりもせずにガムをかみ続けたが、最後は自ら井上に握手を求め「死を覚悟して戦いに挑みたい。KOで必ず勝ちます」と真面目に宣言した。

 試合以上に注目が集まる5日の計量に向けても「体重はリミット内。問題はない」と万全を強調。関係者によると、日に数度の体重測定や、5~6回のドーピング検査を実施して陰性を確認しているといい、服の上からでも絞られたことが分かる体は、今試合に臨む覚悟の強さを物語る。ネリは「長年この試合を待っていた。練習はパーフェクトにできた。素晴らしい試合をしたい」と、最後までクリーンで意気込んだ。

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