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【地方競馬】東京プリンセス賞 へスペリスが“絶対女王”を差し切ってダート牝馬クラシックの1冠を獲得

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 「東京プリンセス賞・S1」(30日、大井)

 4番人気のヘスペリスが“絶対女王”を粉砕。重賞初制覇で3歳牝馬1冠をもぎ取った。単勝1・5倍の桜の女王アンジュルナは逃げて2着。連勝は“6”でストップした。なお、上位2頭には「第62回関東オークス・Jpn2」(6月17日・川崎)への優先出走権が与えられた。3着には2番人気のブレイズエッジが入った。

 直線は2頭のマッチレース。いったんは完全に突き放したアンジュルナだったが、ラスト200メートル過ぎからもう一度盛り返してきたヘスペリス。馬体を離しての追い比べは、最後に1馬身1/4差でへスペリスが重賞4連勝中の“絶対女王”を沈めた。

 初コンビの吉原寛は「センスがいいね」と第一声。「(前任の)御神本さんから癖のない馬だと聞いていたし、パドックでまたがった時も芯の入ったいい馬だと感じた」と満足そう。直線は馬体を離しての追い比べも好判断だった。「なるべく早めに(アンジュルナを)かわすように意識して。(直線は)馬体を合わせて二の脚を使わせたくなかったからね。一騎打ちを制して良かった」と笑顔が弾けた。重賞V請負人の真骨頂。これで今年8勝目はキャリアハイの年間28勝だった24年に迫る量産ペースだ。

 渡辺和師にとっては今年の重賞初V。「入厩当初は重賞を獲れる馬だとは思っていなかった。いい意味で裏切られましたね」と苦笑い。直線では“ヨシハラ”の名を何度も絶叫したそうで「声がかれました」とうれしい悲鳴。今後は「距離が延びる関東オークスが目標だけど、きょうも体が減っていたので馬第一に」と慎重。まだキャリアは4戦目。新女王の明るい未来が楽しみになった。

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