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【POG】フラワーCを制したスマートプリエールはオークスへ(栗東発)

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 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 21日のフラワーCはスマートプリエール(牝、大久保)がV。中団追走から、直線に入ると鋭い脚を繰り出して一気に突き抜けた。師はレース前、原Jに「(直前の中山10Rで折り合いの難しい馬を上手になだめて勝った)ルメールJと同じように乗ってきてほしい」とリクエスト。チャンスをもらった若武者はその期待通りの騎乗で、人馬ともに重賞初制覇を決めた。道中で力むような面を見せていた前走を踏まえて、陣営は中間のケイコで前に馬を置いて我慢をさせる練習を入念に行って、折り合い面の課題をクリア。その効果でうまくためが利いて追いだしてからの反応が素晴らしく、デビュー当初から期待が大きかった厩舎ゆかりの良血馬が、心身ともに大きく成長をして、重賞のタイトルをつかみ取った。次走はオークス(5月24日・東京、芝2400m)を予定。師は「初めての距離なので走ってみないと分からない面はありますが、今回のようなレースができれば(距離は)こなせると思っています」と芝の2400mで重賞を勝った母と同じような素晴らしい走りを期待した。

 僚馬で同日のファルコンSに出走したエイシンディード(牡)は2着。初めての左回り&1400mで、大久保厩舎に所属してから番手からの競馬も初めてだったが、スムーズに折り合って上手なレース運び。最後は勝ち馬の決め手が上回ったが、ゴール前で迫ってきた3着馬を頭差しのいで2着を確保。逃げ一辺倒の競馬から成長をして、今後に向けて収穫の多い走りだった。次走は葵S(5月30日・京都、芝1200m)を予定。スピード能力は高く、得意の距離で重賞2勝目を狙う。

 同日に阪神で行われた若葉S(皐月賞トライアル)はマテンロウゲイル(牡、野中)が1番人気に応えてV。1番枠だったこともあり、道中は中団の内々を追走。手応えは十分で、直線に入ると馬群を割って抜け出し、最後は2馬身差をつけて押し切った。師は「(横山和Jが初めて騎乗した)3走前が道悪で進みが悪く、追っつけながらの追走だった。京成杯はそれもあって、鞍上が早めに動いて押し切る競馬をしたのだと思う。内容は良かったけど、結果的には勝ち馬にうまく流れが向いてしまった」と2走前の敗戦を悔しがる。「今回は自分のリズムで運び、いい内容で勝ってくれた」と一戦ごとの成長ぶりを肌で感じ取っていた。次走については「馬体をチェックして問題がなければ、皐月賞(4月19日・中山、芝2000m)にいく予定」とGⅠ獲りへ歩みを進める構えだ。(馬サブロー栗東支局・塩手)

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フラワーCを制したスマートプリエール(左)

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